どんな場面で検討するか
帳票 PDF、画像、バックアップ、分析用 CSV をアプリや拠点から保存・取得し、保存期間や更新版を管理したい場合。ファイルをオブジェクトとして扱えるデータ保管先が候補になる。
組織で使う条件
公開範囲と署名 URL の期限、バージョン保存・旧版削除、復旧時に戻す Version ID を管理する。Versioning は誤削除対策であり、別アカウント等へのバックアップ要件も別途判断する。 利用者の削除要求、法定保存、Object Lock の保持を同時に満たせるか先に決める。確認なしに解除できない保持条件を実データへ設定しない。
採用前に試すこと
- 非公開・Versioning 有効の検証バケットへアップロードし、許可ロールと未認証アクセスを比較する。
- 同じキーに新しい合成版を保存し、削除マーカーの作成後に旧 Version ID を指定して復旧する。
- 保存期間・取得頻度を変えた費用を試算し、Lifecycle の対象一覧、復旧手順、検証データの片付けを確認する。
合格と判断する条件
- 許可された取得の全ハッシュが一致し、未認証・対象外ロールの取得が拒否される。
- 新版と旧版を識別でき、復旧後の件数・ハッシュが旧期待値に一致する。通常の削除と旧版の永久削除を混同しない。
- 必要な帳票を期限内に取得できるクラスを選び、現行版・旧版・リクエスト・転送の費用を別々に説明できる。
見落としたくない点
- OS からのブロックアクセス、共有ファイルの部分書換えやファイルロックを必要とするアプリでは、EBS・EFS 等と比較する。 即時取得が必須な帳票を、復元待ちや最低保存期間のあるアーカイブクラスへ移す前に、取出し時間・課金・運用手順を確認する。
- OS からのブロックアクセス、共有ファイルの部分書換えやファイルロックを必要とするアプリでは、EBS・EFS 等と比較する。
- 即時取得が必須な帳票を、復元待ちや最低保存期間のあるアーカイブクラスへ移す前に、取出し時間・課金・運用手順を確認する。
根拠となる資料
Cloud Object Storage – Amazon S3